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虫歯が痛くても特定できない理由

歯に痛みを感じて、虫歯があると歯科医院へ行く人は多いでしょう。
しかしこの時、「どの歯が痛みますか?」と歯科医に聞かれても、痛む歯を正確にいい当てる事は難しいと言えます。

 

なぜ自分の歯なのに、どの歯が痛いのかいい当てる事が難しいのでしょうか?
それは歯が痛いという感覚が口全体に広がってしまうからです。
特に奥歯だと正解率は下がり、自分が痛いのは上の歯なのか、それとも下の歯なのか間違える人もいます。

 

それは、噛み合わせた状態の時に痛みを感じるため、錯覚してしまうのです。
そもそも歯が痛むから歯科医院に訪れた状態で、虫歯が1本だけとは限りません。

 

むしろ定期検診を行っていない人が、久しぶりに歯科医院に訪れると、たくさん虫歯が見つかる事も珍しくありません。
それは虫歯が発生する口内環境とは、虫歯菌が増えていて、唾液は減少し殺菌力や免疫力が低下している状態だからです。
そしてそんな虫歯が出来やすい環境が整っていると、同時に複数の歯が虫歯になる可能性は高い訳です。

 

虫歯が複数存在している状態で、「どの歯が痛みますか?」と聞かれても、虫歯は1箇所と思いこんでいるので、特定する事は難しいのです。

 

また痛みを感じる神経が、脳に伝達される際に、正確に判断出来なくなる事も特定出来ない要因だと言えます。
なので、歯科医院では、本人にも一応「どの歯が痛みますか?」と尋ねますが、その答えだけで虫歯を特定する事はありません。

 

冷たい水を1本1本の歯に当てて、しみる歯を尋ねたり、目視で虫歯を検査したりします。
そして最も正確に虫歯の有無を判断する方法として、口全体のレントゲン写真を撮る方法が確実でしょう。